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マグネット式除鉄装置

MAGNET FILTER

マグネット式除鉄装置

弊社のマグネット製品の特徴について

~各種マグネットフィルター、除鉄装置のバーマグネットの構造について~

 

目的

磁石に磁性金属を吸着させ異物を取り除くことで、設備の摩耗・原料由来・排水の汚濁防止、製品不良率改善などを目的とし活用されています。
標準的な形状のものから、様々な分野や設備に対応できる専用機まで幅広く対応しています。
ネオジム磁石は非常に強力で取り扱いには注意が必要な部材のため、弊社では特に安全性と効率を重視した提案を主としています。

[マグネットの構造1]

磁力線はN極からS極へ向かって出ていてNとSの部分の吸着面に異物が付着します。
異極(N-S or S-N)は引き寄せあい吸着、同極(N-N or S-S)は反発しあいます。

 

[マグネットの構造2]

異極を吸着させつなげると長いマグネットができますが、両側の端だけが吸着面になってしまい実用には不向きです。

 

[マグネットの構造3]
   
同極どうしの間に鉄板を挟むと鉄板が吸着面になります。これをステンレスのパイプに詰め密閉するとバーマグネットになります。

 

弊社の特徴1【マグネットの構造】

弊社では安全性を重視した構造を採用しています。


弊社
[メリット] パイプが破損してもマグネットが飛び出ない安全性を重視した構造
[デメリット] 全ネジ分、ネオジム磁石の体積が減り磁力の確保の難易度が上がる。部品点数が増える
※ラインアップは表面最大磁束密度10,000Gと12,000Gの2種のみ

一般的
[メリット] パイプ内を全てネオジム磁石にできるため磁力を確保しやすい
[デメリット] 反発したネオジム磁石がステンレスパイプ密閉されているため、破損・消耗時は注意が必要

 

弊社の特徴2【除鉄リング】

弊社独自のマグネット清掃用治具です。
異物は鋭利なバリなど固く尖ったいびつな形状な物が多いですが、
作業者がマグネットに触れることなく安全に清掃できます。
2重管構造ではないため、距離による磁力の低下なく使用できます。
清掃時の力を軽減できるよう磁束を考慮した構造のため得手不得手あり、
ご検討の対象ワークの対応可否についてはお問い合わせお願いします。

 

[除鉄リング清掃イメージ1]

 

[除鉄リング清掃イメージ2(格子マグネット簡易清掃型)]

取っ手を引っ張ってゲートを引き出し、そのまま引っ張るとマグネットを引き出すと、配管の外で異物が落下する。
マグネットを押し戻し、ゲートを押し戻し清掃完了。

 

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